Q: 年収を下げてでも新しいことにチャレンジする、のは良いことなのかどうか?
A: 僕は「なんとも言えないな」と思ってます。
僕は年収を下げて転職したのは一回。ややエンタープライズっぽいネット業界から、ややベンチャーっぽいネット業界へ移った時です。それがその後の収入増に繋がったかというとYesなのですが、新しいことにチャレンジしたというより時流や前職での自分の伸び代を見て乗り換えたというのが近い感じでした。あと前職が嫌になったのでという要素もまあまあありました。
なので、次のステージを見据えて一旦屈む、には当てはまるのかもしれませんが、それまでのキャリアやスキルは完全に寄与してる転職だったので、新しいことやるために年収を落とすというのとは違ったのかもしれません。
僕の意見としては、全く違う経験をするため別業界に飛び込むのは良いかもしれませんが、なるべく今までのキャリアが生きるものが良いと思っています。キャリアがあるのに全て捨てて1から下積みをするということが必要なケースもあるのかもしれませんが、正直にいうとどんな状況でも別なやり方があるものも多いのではないか?と思いっています。
例えば最近よく言われてる、「寿司屋になるために店で見習いするのは効率悪い」という話。見習いとしての修行は親方や先輩の使いパシリのような仕事が多く、寿司職人の本質とは遠い活動が多いので、それなら学校に行く方が良いとなるわけです。そりゃそうですよね。
あとは修行するにしても最近は副業でも働けるところが多いですし、そのような手を模索して、うまく年収も下げずに、リスクを減らして新しいこともできる道を模索していくことはできるのではないかと思っています。
ただ、この考え方に当てはまらないケースもあるのかもしれません。例えば現在、全く将来性とか伸び代がない職種で働いてる方。そう思う方は思い切ったジョブチェンジ考えてみても良いのかなと思います。「俺、持って移れるスキルがないのかも?」と思う方々ということになります。
最近リスキリングという言葉が流行ってますが、その時には今までの慣習を忘れないと、新しい場所で浮いてしまうので意識してみても良いかもしれません。
ということで、年収を下げて新しいことにチャレンジするのは是が非か?という件の回答は是々非々でということになるかなと思います。
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