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東京渋谷の”〇〇×技術”の課題を解決する会社、スライストーンのblogです。 技術や組織のコンサルティングサービス、開発支援、Webサービスの提供をおこなっている会社です。



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苦手な人とのやりとりから学ぶ方法


仕事上でやり取りをする人の中で、「どうもこの人とは合わないなあ、苦手だなあ」という人がたまにいませんか?

そう言うふうに感じる方とは、時として、仕事上、対立構造になってしまいがちなものです。一緒に何かやる場合、方向性をどちらかに決めなければならないというような時には、意見を戦わせることも多くなります。

僕は基本的に苦手な人とは距離を取るようにしています。一緒だと何をやっても効率が悪いので、よっぽどこちらでイニシアティブを取れる状況ではない限り仕事をしないというスタンスにしています。

基本にはそんな感じなのですが、とはいえ大人なのでやむを得ず一緒に何かをしないとならない時はあります。せっかく時間を過ごすのだから、苦手な人からも何か学べる方法ってないでしょうか?

学び方にもいろいろあると思うので、いくつかの切り口で書いてみたいと思います。

 

 

なぜ苦手なのかの分析と俯瞰のトレーニング


「なぜ、苦手なのか?」を自分のために考えることは、自分への理解を深めるためには有益だと思います。自分を知ることは成長につながります。

ただ、今回は対象が「苦手」という感情に対してであるので、自分の考えに寄ってしまいがちな傾向があるとおもわれます。それをどれだけ第三者的に客観的に見ることができるかは、自分の感情を含めた事象を俯瞰するトレーニングとしては有益なものになることもあるでしょう。分析結果から自分を顧みて行動を変えることができれば、現状の打開にも寄与するかもしれません。

分析結果から考えついた打ち手が、相手や周りの人にアクションを求めるものである場合は注意が必要です。俯瞰度合いが足りないとこちらの手前勝手な主張に見えてしまいがちです。またどんなに俯瞰度合いを上げたとしても、意見して相手を変えることは難しいものです。そして周りの人にそのことを伝えてもその行動は政治的なものになり関係は余計ややこしくなるだけだとおもわれます。

いろいろ考えた結果、僕は基本的に

  • その人となぜ合わないと感じるのかを自分で考えて理解し文言化することは個人の学びとしては有益かも
  • それをもって本人を変える、もしくは他者に理解を求めることは難しい

だと思っています。

 

 

苦手な人との対話を通じて学べるのか?


個人的な経験からなのですが、すでに苦手意識を持ってしまっている相手の場合、議論をしている中で相手の話を聞いて、「なるほどそういう考え方もあるのか」と心底納得して考えを改められるケースはあまりないように思います。大人として対話はしますが、学びにつなげられる人は稀有なのではないでしょうか。

ということを踏まえ、相手の考え方から学ぶことは諦めて、「これは対話のトレーニングだ」と考えるのも一つの手だと思っています。たとえば苦手だけど飲みに行って、考えが合わない点にはフタをして人として仲良くするところから始めるという手法をとることもできます。それに意味があるのかはケースバイケースですが、これも円満に物事を進める一つの手段ではあると思います。日本人には割とこの手法とりがちですよね。

ちなみに相手のタイプと自分の余裕次第にはなりますが、苦手なタイプと対話をするならば徹底的に聞く側に回るのが得策です。情報を引き出すことができれば何か会話の糸口が掴めるかもしれません。

 

 

苦手な人が書いた文章を読む


相手の方がブログを書いているなど情報発信をしているような場合限定になってしまいますが、その人が書いた文章から、考え方の深いところを知るというのは有効な手段だと思います。会話していると冷静でなくなってしまうこともありますが、読み物であると余裕がある時に読めるので比較的冷静に受け止めやすいと思います。苦手な人のブログなんか読みたくないよと思うかもしれませんが、相手を知る上では結構有益な手段になり得ます。

あとは苦手な人がお薦めしている本を手に取ってみるのも有効です。苦手と思うということは流派が違うというかその人の得てきた知識領域と自分が得てきた知識領域に乖離がある場合が多くあります。それはつまり自分が知らなかったことを相手が知っていたということもできるので、これを機会に新しい知識としてそういうジャンルがあるということを知ることもできます。

もしそれで少しでも共感する部分があれば、それをネタにして対話の糸口を見るけてみるのも良いかもしれません。

 

 

無理をしない


いろいろ、辛い時間を有効活用するための考え方を書いてみましたが、どれもハマらないという場合もあると思います。合わない人とは合わないですし、苦手なものは苦手なんです。あまり無理をせず諦めるという割り切りも必要なのではないかなと思います。

職場で合わないのなら転職・別案件を探したり、友人関係・コミュニティつながりならば距離を置くというのも最悪考えてみても良いかもしれません。

 

 

まとめ


  • 苦手な人との仕事は効率が悪くなりがちなので極力避ける
  • 自分の学びの時間と捉える
    • なんで苦手なのかを分析する
    • 苦手な人を転がすトレーニングをする
    • 知らないことに気がつく糧にする
  • 無理をしない

 

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