なにかの仕事に取り掛かったとき、ゴールを明確にして、終わらせることを意識して取り組むことはとても重要です。今回は「仕事を完了させること」の重要性について書いてみたいと思います。
すべての仕事は完了させることができる
プロジェクト型のように明確に終わりがある仕事については「完了させる」というイメージが付きやすいと思います。プロジェクトでは目的、期間、体制、コストなどが計画で明確になっていて、その中には目的と期日が入ることが多いからです(たまに入っていないプロジェクト計画がありますが、これは良くないケースです)。
そういうものと違って、継続的に運用していくルーチンワークのような仕事や、ライフワーク的にずっと取り組むような仕事もあります。その場合でも一定の期間でマイルストンを設けて、成果を定義して完了させながらすすめることは可能だと考えています。
仕事を完了させる癖をつけることの良い点をシンプルにまとめていきたいと思います。
得たい結果を明確にできる
完了させることを意識して仕事を組み立てるには、まず最初に「どの様になったらゴールなのか?」という完了した状態の定義をする必要が出てきます。当たり前と思うかもしれませんが、意外とこれをやらずに勧めている仕事というのは多いです。得たい結果を明確にして物事をすすめると、その目的を達成するためにどうするかと考えるようになりますのでその意味でもおすすめです。
やりきったという達成感を得る
集中力を長く保つのはとても難しいものです。どんなに集中力がある方でも長期間に渡ってしまうと、その間に停滞したりだれたりする時間が出てしまうものです。そのような状態になることを避けるために、一定の間隔でその区間の「完了」を定義して達成感を得ていく必要があります。それが次のモチベーションに繋がったりもします。
結果に対して振り返りができる
区切りをつけて完了させると何かしら化の結果がでてくるはずです。その結果を振り返って、もともと決めた完了の定義を満たしているのかを確認することはとても重要です。
完了定義がない仕事の場合、その結果が十分だったのかどうかの振り返りがなされない傾向があります。
もし結果が十分でなければ、なぜ差分が生まれてしまったのかを考えて改善につなげることができます。ちょっと難易度が高いかもしれませんが、もし結果が十分であったとしても、そこにいたる仕事のプロセスは効率的であったかを検討する事もできるでしょう。より効果的なネクストアクションを導き出すことができます。
それによって次にまた同じことをやる場合、今回よりもっと効率的に良い結果を得られる可能性が高まります。
まとめ
完了を意識して仕事をすすめることによって、
という良い点があります。
とくに、運用型の仕事、継続的に取り組んでいる活動についてはこの形をイメージすることが難しい場合があります。コツを掴むとできるようになってきますので、是非参考にされてみてください。
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