渋谷区立の中学校の紹介をして行くシリーズ、第3回目は渋谷駅と、表参道駅、広尾駅、恵比寿駅の間を学区域としている渋谷区立広尾中学校について調べていきたいと思います。
渋谷区立広尾中学は恵比寿駅から徒歩13分に位置する中学校です。都市型「広尾方式」中高連携教育校であるため、広尾高校に学力検査を用いない方法で入学できます。オリンピック・パラリンピック教育アワード校でもあるので、東京オリンピックで盛り上がることは間違いないでしょう
取材に行った日は卒業式の日でした
広尾中学の教育目標は以下の3点です。どのように将来が変化するかわからない中、生き抜いていくために必要な力を中学校で培います。
・自らの頭で考える生徒の育成
・自分の人生をデザインできる生徒の育成
・変革やチャレンジをし続ける生徒の育成
また目指す生徒像として以下の3点をあげています。
・思いやりをもち、認め合うことのできる生徒の育成
・互いに学び合い、深く考える生徒の育成
朗らかで、心身ともに健康な生徒の育成
具体的にはキャリア教育、ICT機器の活用、地域ボランティアなどのがあり、一人ひとりの生徒に成長してもらおうという意志が伺えます。
校舎の様子
広尾中学校の位置・学区・在籍数を掲載します。
〒150-0011
東京都渋谷区東4-13-25
JR線
渋谷駅から徒歩13分
恵比寿駅から徒歩13分
※渋谷区の場合、学校選択制が導入されていますので、人数に制限はありますが、学区外の学校にも通えます
※2019年5月1日現在の在籍数です。
都市型「広尾方式」中高連携教育校であるため、学力検査を受けないで入学できる制度があります。このような入試制度だけでなく、教育課程の連携や部活動の連携も行われているのが特徴です。SNSでの発信も積極的に行っています。
すぐ隣に都立広尾高校が隣接されています。
習熟度別少人数指導が行われたり、大学や企業との連携を行ったりと学びを深めることに力を入れています。さらに3年間で英検・漢検・数検チャレンジして資格を取得する取り組みも。また教職員の資質能力の向上研究指定校になっているため、ICTをはじめ、授業力向上のための努力を教職員がしています。オリンピック・パラリンピック教育アワード校に認定されているため、国際理解や障碍者理解についても教育が進んでいる学校だと言えるでしょう。
広尾中学は渋谷駅、表参道駅、恵比寿駅、広尾駅の間を学区域としている区立中学校です。都立広尾高校との都市型中高連携教育はとても魅力的ですね。公立で中高一貫教育の学校は少ないので検討の余地ありかもしれません。山種美術館と広尾高校に隣接している文教地区で近隣には国学院大学もあり勉強にはとても良い雰囲気のエリアです。実際に通われている皆様ぜひ、コメントいただければ幸いです。
お子様の進路については色々と悩まれると思いますが、是非お近くにお住まいの皆様は参考にしていただければ幸いです。
記事制作協力:福井 俊保
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