2018年6月 20日 x 愛について
およそ1ヶ月前に第一子を出産し、私は親になった。
知らなかった。
我が子がこんなに可愛いとは。
知らなかった。
自分の奥底に渾々と湧き出る愛の泉が存在していたとは。
愛が溢れるとはこういうことか。
満たされている。この上もなく幸せである。
その幸せは日々更新されて、とどまるところを知らない。
そんな折、どこかで聞いた台詞のように親は言う。
子供を産んでみて、親の苦労がわかるでしょう、親のありがたみがわかるでしょう。
・・・はい、ごもっとも。
わかりますとも!
でもね、わからせてどうすんねん。
そのしたり顔なんやねん。←
感謝しろってことかい?(そうだろう)
そんなことを言われると、輝かしく恍惚とした気持ちが少しばかり白けてしまうではないか。
私はそんなものを超越した次元で真実の愛に触れているというのに!
(勿論、この発言で親が伝えたいのも深い愛だということはわかってはいる)
知らなかったのだ。
私は無条件に、存在そのものを愛されていた。
ただ伸び伸びと生きていれば十分だった。
それを知らずに、とんだ回り道をしたものである。
私だったら、自分の子に直接的にこう言いたい。
あなたがどんなに愛されていたかわかったでしょう。
生まれてきてくれてありがとう。
あなたのおかげで私は本当に幸せだった。
誰よりも愛してます。
・・・
気持ち悪いか〜〜
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