ハンドメイドルアー

魚釣りのルアー（小魚を模した疑似餌）を作成する人をルアービルダーと呼んでいる。
先日、有名なプロのルアービルダーであるＷ氏からハンドメイドのメタルジグ（金属製のルアー）を頂戴した。
とても真似できない素晴らしいクオリティだ。

Ｗ氏のルアーで『ナベミノー』と呼ばれるタイプの物は特に有名だ。
ルアーメーカーがＷ氏の作成した原型を元に量産して販売している。
８０年代に販売が開始され、今でも根強いファンがいるロングセラーだそうだ。
また、Ｗ氏によるハンドメイドのナベミノーは高額で取引されている。

実は私も自分で使うためのルアーを自作している。
いや、自作というと少々語弊がある。
市販のルアーをコピーして若干の改良を加えている程度だからパチモノを作っているに過ぎない。
自作のきっかけは１つ1,500円ほどするルアーを釣行の度にいくつも無くしていたので自作して安く上げようというセコい魂胆だった。
そのためオリジナル性には拘らず、市販の良く釣れるルアーをコピーしていた。
そんなパチモノでも自分で作ったルアーで魚が釣れると格別な嬉しさが味わえる。

Ｗ氏は私に『ここまで作れるんだからオリジナル作りなよ～』といつも言ってくれる。
そして細かいテクニックを惜しげもなく教えてくれる。
ルアービルダーを目指している人にはなんとも羨ましい話だろう。

Ｗ氏の域に達するのは難しいだろうがせっかくなので頑張ってオリジナルを作ってみようと思っている。
満足いくものができたら記事で報告する。