10月3日、4つの会社が一気に上場しました。
の4つです。
これらに共通するのは、地方銀行の持株会社であるということ。
実は近年、地方銀行の持株会社体制への移行が止まらないのです。
これまでの地方銀行の持株会社化といえば、地方銀行同士が経営統合する際に設立されることがほとんどでした。
しかし、2020年の「ひろぎんホールディングス」の設立以降、一行のみでの持株会社設立が続いています。
背景には、2019年、2021年に相次いで銀行関連の規制緩和が行われたことが関係しているようです。
少子化や過疎化、事業者の廃業などの煽りを受け、すでに地方銀行は銀行業務だけでは採算が取れなくなっている傾向にあり、規制緩和を受けて各銀行は一気に業務拡大を目論んでいると思われます。
すでに各地方銀行は、長年積み上げてきた情報量や資金力を活かして、コンサルティング業務やM&A仲介、地方創生事業などに取り組んできました。
持株会社の設立によって、銀行を中心としたグループ全体のさらなる強化、ひいては銀行ならではの古い体制の変革に繋がりそうですね。
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