Q : 今日は最近の取り組みについてのインタビューよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
Q : 最近はどんな感じで仕事してるんですか?
ずっとレギュラーでお仕事させていただいている顧問先、アドバイザー先が10社くらいと9月からコンサルティングで新規の支援を始めさせていただいているお客様がいくつかあり、相変わらずバタバタとやっているという感じです。
新規で僕が直接担当させていただいているのはプロダクト開発の立て直し系が一つと、社内のDX検討のプロジェクト系が二つ、というような感じです。
Q : 相変わらず直接担当するプロジェクトも結構やってるんですね。
そうですね。うちの場合は僕が営業、コンサルティングの領域を担当するものがほとんどなので、ご相談いただくと一旦僕が入らせていただいて状況を一緒に見させていただくという形がほとんどになります。
僕が社外CTO/CPO・社外取締役・技術/組織アドバイザーとして入らせていただいてる会社様で、必要があればうちからメンバーをアサインさせていただいて、開発や改善プロジェクトのお仕事を進めていくという形をとらせていただくものがほとんどです。
Q : 一緒に入っていくメンバーは社員の方なんですか?
うちの場合は、事務や管理系の方は社員やパートの方が多いのですが、エンジニア・デザイナー・コンサルタントのロールの方は自分で法人を持たれてやってる方が多いんですよね。
今まで一緒にお仕事をさせてもらったことがあって、その案件で一緒に進めていくイメージができる方を中心にお願いする形をとっていることもあり、そういう方って大体自分で独立してやられてる方が多いのですね。
社員じゃないことを心配されることもたまにあるのですが、一応そこはうちの会社の信用でご理解いただくようお願いする形でやらせていただいています。みなさんプロフェッショナルな方なので実際に取り組みが始まると、安心していただけることが多いように感じてます。
Q : そうなんですね。エンジニアやコンサルの社員を増やしていく予定はあるんですか?
随時一緒にお仕事していただく仲間は募集はしてまして、良い方がいればという風に考えていますが、無理に増やそうとはしていません。
雇用形態はその方にあった形で多様で良いかなと思ってます。もしかするとこの先どうしても社員でやってほしいという方が出てくるかもしれないのですが、その時は社員になっていただく明確なメリットが双方にないと良くないと思ってるので、形は考えないとなと思っています。
キャリアがあるプロフェッショナルの方についてはそうなんですが、未経験や経験が浅い方については社員という形態をとっても良いかなと思っています。社員でもフリーランスの業務委託でもやることは変わらないのですが、仕事をキャッチアップしていくことができそうかを人柄中心にみて、可能性がある方についてはそのような形もありだと思います。
エンジニアやコンサルではないのですが、企画・運営スタッフはうちのような業界の経験が少ない人が社員で入ってきていたりはしています。
Q : 人材紹介業やプロ人材の派遣も事業として取り組まれてると思いますが、その辺りは最近どのような状況ですか?
人材紹介については、一応有料職業紹介の許可を取得しているのですが、積極的なハンティングの仕事などはお受けしておらず、お付き合いのある方が転職するタイミングで相談をいただいた場合、合いそうなお客様があればお繋ぎするという形式の進め方をさせていただいています。
一応、繋がりは色々とあるのでたまたま偶然タイミングが合えばご紹介できることもあるのですが、一方で積極的にそのような情報を取りに行っているわけではないので普通のサーチファームさんのような動き方を期待されるとちょっと物足りなく感じられてしまうかなと思います。
人材紹介事業自体が最近結構厳しくなってきてますので、ご縁がお繋ぎできそうな時のみ紹介をするというスタイルで、しばらくはやっていこうかなと思っています。
エンジニア派遣については、先にお話ししたように自分が関与している案件でニーズがあってハマる方がいればという形でやらせてもらっています。その形しかやっていないので、僕が全然関与せずに人だけ送り込むというのはほとんどやらないのですね。たまたまお話しがあって双方マッチしそうな状況だったらたまにありますけれど、よほどのことがない限りはやっておりません。
Q : 先ほどDX関連の仕事のお話をされていましたが、そういうお仕事は結構やられているのですか?
そうですね、当社にくる依頼としては大きくいくつかパターンあると思ってます。
というのが大きなカテゴリーかなと思っています。
僕自身のバックグラウンドが、CTO経験があり直近はメルカリで組織強化担当をしてた関係で、創業当初は1つ目のエンジニア/開発組織強化が圧倒的に多かったんです。
今でももちろんこの領域のお仕事はボリュームゾーンなのですが、プロダクト開発と社内業務の効率化が徐々に増えてきて、現在はそちらの方が多いくらいになってきてます。
DXというのはこの辺りを中心にしている言葉なのですが、社内の効率化やデジタル化を進めてその先に外販できるプロダクトを作ろうというお話に参加させていただくケースはとても多いです。
その中でも、現在とても多いトピックはAIやLLM関連です。話題になっているけれど、実際に進めようと考えた時に、何がどのくらいできるのか?とどのくらいの技術とお値段でどのようなものができるのか?がわかりづらいという状況があるようです。
実際、Ai=魔法みたいに考えている方も多く、実際どこまで実現できるのかを、あまりに保守的にはならず、とはいえ実現可能性の高いレベルで一緒に検討を進めさせていただくことが強みだと思っておりますので、その辺を理解いただいたお客様からのご依頼は結構いただくようになりました。
AIやLLMという文脈のお話を下手にコンサル会社に依頼してしまうと、すごく高い金額がかかって実装は進まないということもよくあるようです。当社はそのあたりを程よい規模間でご支援させていただいている点がご好評いただいているポイントなのかなと思っています。
Q : なるほどです。Aセンチュアとかに頼むと高いですもんねw
はい、当社は必要最小限をご提案する形にしているので、この領域のお仕事は結構コスパ良く成果を出せるのじゃないかなと自信を持っています。ちゃんと実装のところの技術的な知見も持ちつつ計画フェーズをお手伝いするのでずれが少ないと思います。
Q : それは魅力ですね。ちょっと今回は長くなってきたので、いったん今回はここまでとさせていただいて、次回はぜひAI/LLMプロダクトのご支援のところを具体的に聞かせてください。
はい、了解しました。
Q : 今日はありがとうございました。
ありがとうございます。
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