岡崎京子さんの漫画『リバーズエッジ』が映画化されるらしい。90年代を描いた作品がどのような解釈で映画作品にされるのかにとても興味がある。
小沢健二が主題歌を書き下ろしているようで、歌詞が先行で彼のサイトに掲載されている。
音源はまだ聴けていないが、なんか色々想像してしまうような直接的な言葉が並べられており、歌詞だけで強烈なインパクトがある。
「これってあれのことだよね?」
というような話を同世代の友人たちと話をしたい気持ちでいっぱいになる内容だった。
彼が20歳前後だった90年代前半だと思われることが振り返られている歌詞なのだが、
最近僕も20歳前後のことを振り返る機会が多い。
「あの頃の僕は〜」っていう歌詞が多数出てくるが、「あの頃の僕」も同じく無知だったり、愚かだったり、視野が狭かったり、怠け者だったり、色々当てはまるなと思って読んだ。今の方がいいなと思えるのも、幸い同じだ。
20歳って大分前だから、もちろんその後積み重ねてきた時間があって今があるんだけど、ちょうどその頃から色々と選択肢が増えて、選択するということも増えて、それの積み重ねが今なので、その積み重ねてきた「選択の時期」の始点だから振り返るのかななんて思う。
時間の経過は無情なのだけど、振り返ることは自由だし、今時点での解釈を与えることも自由だ。実際の音源を聴きながらまた考えて見たい。聞けるのは年明けくらいかな。
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