渋谷区立の中学校
渋谷区の中学校を紹介していくシリーズです。今回は世田谷区と目黒区との境にある上原中学校を調べていきたいと思います。
渋谷区立上原中学校は、東京メトロ千代田線の代々木上原駅下車徒歩5分に位置する学校です。総務省の「スマートスクール・プラットフォーム実証事業」、文部科学省の「次世代学校支援モデル構築事業」に取り組んでいる注目されている中学校です。
上原中学校で育てほしい生徒像は以下のように掲げられています。
上原中学校 育ってほしい具体的な生徒像
主体的に考える能力は今後必要になってきますので、上原中学校では主体性を伸ばす教育に力をいれてます。また渋谷区で唯一「教科教室型システム」での授業を行っています。「教科教室型システム」とは教科ごとに教室を移動して授業を行うシステムです。自ら授業に参加する意識を高め、自主性が育つと言われています。
さらにICT機器を積極的に活用しており、公立中学の中ではかなり先進的な教育を行っている中学校です。
学校の裏門。
上原中学校の位置・学区・在籍数を掲載します。
151‐0064
渋谷区上原3丁目41番2号
・東京メトロ千代田線
代々木上原駅から徒歩5分
・小田急線
代々木上原駅から徒歩3分
東北沢駅から徒歩5分
周辺は閑静な住宅街。
体育館が地下にあり、区民に開放されている温水プールもあります。光をたくさん取り込むためにガラスを多く用いています。人工芝の校庭もあります!
温水プールの情報はこちらをご覧ください。
自主性を育てることに力を入れている学校だけあって、生徒会も活発です。たとえば生徒会新聞もホームページが読めます。教育についてもかなり先進的で、文科省や総務省の認定校になっているだけでなく、日本教育工学協会(JAET)に「学校情報化優良校」に認定されています。ICT活用が叫ばれる中で、なかなか進まないのが公立の学校ですが、積極的にICT化を進めていることに評価できるところです。「教科教室型システム」も渋谷区では上原中学だけで実施されています。渋谷区内でもモデル校として注目されている学校でしょう。
まとめ
渋谷区の住宅地の中にある上原中学は区民が使える温水プールなども併設されていて設備が充実している中学校です。教科教室型の学習を行なっていたり積極的にICT化を推進されていたり、効率としては設備が進んでいる学校です。
記事制作協力:福井 俊保
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