DX
最近、何かと話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)について、数回にわたって書いて行きたいと思います。
いろいろなサイトでDXについては解説がありますが、どうも概念が難しくてわかりづらかったりします。
デジタル化やってこうよ!ってのはわかるのですが、そもそもなにを指しているのかと、考え方の構造がわかりづらいなと感じる方は多いのではないでしょうか?
そんな皆様に今回は「デジタルトランスフォーメーションって何?」というのを簡単にまとめていきたいと思います。
DX(デジタルトランスフォーメーション)って何?
経済産業省のガイドラインではこのように定義されています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
すごく簡単にいうと
という考え方でありムーブメント(?)だと言えるのかなと思います。
誰が検討するべきなのか?
では、誰がDXをしないとならないのかを考えてみたいと思います。
元々インターネットで新しい価値を提供しようと考えて立ち上がっているスタートアップなどではあまり「DXを検討している」という話は聞かれてきません。なせならそもそも会社を作った背景にデジタル化やインターネット化が既にあるからです。
という点からDXという概念は、ある程度非デジタルの領域で既存のビジネスがある会社が、これからもマーケットを保持しながら継続的に事業が行えるようにするためにデジタルを活用していく活動だと捉えて良いのではないかと思います。もちろんそれを支援するIT系のスタートアップにとっても事業拡大のチャンスとなりますので、一緒になって推進していくものであるべきだと考えています。
なぜ必要なのか?
既存の産業がデジタルを駆使した会社やその会社のサービスに置き換えられていく流れは、いろいろな事業ドメインで2000年代以降起こっています。これからもその流れは加速していくと思われるため、デジタルではないサービスを提供している企業、個人事業主は検討をしておく必要があると考えています。
日本の国家自体もデジタル化の流れにうまくついて行けていないように感じています。政府/行政も今後の国家競争力の向上/維持のために取り組む必要があるのではないでしょうか。
この辺りの現状については第2回目以降で詳しく書いて行きたいと思います。
DXに到達する流れ
では、どのようなステップと活動でDXな状態に到達していけば良いのでしょうか?
全然IT化に取り組んでこなかった既存企業がいきなりデジタルで価値を提供できるようになるのはハードルが高いので、下準備をして段階的に行きましょうという考え方が主流になっています。そのステップを解説して行きたいと思います。
1~3とステップがあって数字が大きい方がデジタル化が進んだ状態です。3がデジタルトランスフォーメーションと呼ばれている状態になります。
1.デジタイゼーション/デジタルパッチ
現在の仕事のデジタル化を推進して、生産性や効率性を高めて行きましょう。
2.デジタライゼーション、デジタルインテグレーション
1をすることを通じて、業務プロセスや組織体制自体をアップデートしていくことを進めて行きましょう。
3.デジタルトランスフォーメーション
1と2をすることを通じて、自社のビジネスやサービスを進化して、全く新しいものに変革して行きましょう。
※1と2のステップは資料によって色々な呼び方がされています。呼び方だけではなく微妙に書かれていることも違っていたりするので解釈は様々だと理解して問題ないかと思います。
いきなり3で書かれていることをするために立ち上がったような会社がネットベンチャーには多いですが、そういう会社の多くは新しい何かを作り出すというよりは既存の産業や業務のデジタル化をコアビジネスにしている場合が多いです。国内のベンチャーだけでなく、海外の大手IT企業が日本に進出してくるケースなども多数あります。
既存の事業として今まで携わってきている企業にはその業界独自の知識(ドメインナレッジ)が蓄積されているはずですから、そのような会社が武器としてのITを手にして新しい価値をお客様に提供していくという流れもあっても良いはずですが、ステップ1~2を進めてこなかったことによって出遅れてしまっているケースが多いように見受けられます。
長くなってしまったので今回はこの辺にして、次回は「DXに関して現在世の中はどのような状況なのか?」を書いてみたいと思います。
参考となる経済産業省のドキュメントのリンクも載せておきますので、気になる方は読んでみていただけると良いと思います。
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