歴史

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運慶展@東京国立博物館


先週末、東京国立博物館で開催されている運慶の特別展を見に行ってきた。

日本史は好きなのだが、仏教史、美術史は苦手領域なのであまり知識がないのだが、運慶は平安末期から鎌倉初期にかけての仏師、つまり彫刻家だ。数々の仏像を作成していて、今回は全国に散っているそれらをまとめて見ることができる特別展だ。頼朝の3回忌の記念式典用の仏像だとか、当時をの催事用のものも含まれており、彼がいかに重用された人物であったかがわかる。

運慶の父親、子供の作品なども展示されていて、動物の彫り物なども混じっているが、作品は大きく分けると2種類。毘沙門天や四天王など戦いの神様系の彫り物と、仏やお坊さんの彫り物である。

今回気が付いてハッとしたのは、戦いの神様のポーズはだいたい仁王立ちしているのだが、その台座のように邪鬼(小鬼みたいなもの)を踏んづけているということ。今まで足元は気にしてなかったのでちょっと驚いた。

実物を見ると興味が出てくるものだ。


東京国立博物館は初めて行ったが、上野公園の最深部にある古い建物で周りも非常に趣のある場所だった。ふらりと散歩で行くにも良い場所なので、ぜひ機会があれば訪れて見てほしい。

今回の特別展用に集められたものは写真撮影禁止だったが、常設展示物は撮影可能だったのでいくつか写真を掲載したい。







コメント

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  • 常設展示は撮影可となってたので、アップしていきます。
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  • 源頼朝像
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  • 削除日時:2017-10-23 02:04:30
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  • 四天王は邪鬼を踏んづけてるポーズが多かったです。
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