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「信念を持ってぶれずに突き進む」についての?


「信念を持ってぶれずに突き進む」って、なんか成功した人の話とかでよく出てくる言葉なのだが、たまに?と思うことがある。

本当に大切なことをちゃんと見極めて、それを諦めずにやり抜くというのは良いことだと思うが、本当に大事なのか不明なことを「やめないことは、続けることは良いことだ」という信念だけで続けるとえらい労力が無駄になる危険があるなと最近特におもう。やらなきゃならないことを本当にちゃんと理解した上での仕事の取捨選択、つまりアウトラインを見据えた仕事の設計/計画がとても重要になってくることになる。

一方で、逆説的な話になってしまうが、世の中複雑になっていて最初から全てを想定して緻密な設計をするというのもまた無理な話になってきているように感じる。把握しないとならない範囲は広くなり、各領域の専門性も高いところまで知らないと判断を誤ることも増えてきていて、前提となる情報が多くなってきてるのではないだろうか。つまり仕事内容は年々難しくなっているのではないかと思う。

ではそれにどう対処するか?

現実ラインを見極めて、想像できる範囲をちゃんと想像して、取捨選択の範囲とそれを実施するタイミングを見極めることが必要になってくる。そして少し進めては進み方によって現実線を見直して方針をアップデートすることが必要になる。そうしないと、間違ったことをずっと続けてしまうことになるからだ。アジャイルな開発スタイルが近年ウォーターフォールより導入されているのはこういった背景があるからだと思う。

ではどういう人がそれをすることができるのか?

最初に思いつく重要なスキルは、バランス感覚と想像力なのではないかと思っている。バランス感覚と想像力を使って情報の取捨選択を行い、行動を決める。情報の取捨選択の能力も入れて
・バランス感覚
・想像力
・情報の取捨選択力
は非常に重要な能力なのではないかなと思う。

ここまで書いて、また逆説的な話になってしまうが、もちろんこれと思ったことを素早く着手する行動力とやり抜く胆力も必要だ。上記の3つがあった上でやっぱり「信念を持ってぶれずに突き進む」ことは重要なのである。始めることと続けることはやはり大事なのだ。

最後にその二つと合わせて、続けるために必要な能力として、何事も楽しんでやる力=ユーモアはとても大事なんじゃないだろうかと思う。

・行動力
・胆力
・バランス感覚
・想像力
・情報の取捨選択力
・ユーモア

この6つ、どれも鍛えるのが難しいスキルだが、少しでも磨きをかけると良いんじゃないかと、最近強く思う。





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