2018年12月 31日
私は今回の講義で非常に良い知識を得ることが出来た。それは、普段の講義では聞くことの出来ないけれども、これからの社会に大きく関わりが強くなるインターネットについて知ることが出来たからである。
~Day1~
初めての授業であるDay1はインターネットの歴史・インターネットサービスに関わる職種と役割について勉強した。インターネットサービスの歴史については今まで、インターネットの歴史について勉強したことがなく、今回の授業で知ることが非常に勉強になった。それは、今までの学問でもそうだが、過去を知ることによってこれからの未来を構築する資料になるからである。そこから授業の際に疑問となっていた「日本独自の仕様=ガラパゴス」が存在していたがなぜあまり普及しなかったのかという部分を考えてみた。それは、①User Experienceがまだ低く、多角的なサービス提供というものが普及していなかったからではないか。そして②新規の広告の参入が非常に少なかったからではないかと考えた。①は、私の経験談だが、音楽なら音楽プレーヤー、ゲームならゲーム専用端末と分けて考えてきた。しかし、スマートフォンの普及によってその価値観は変わっていったのである。「携帯で面白い無料ゲームができる」。この携帯とゲームの一体化というものが、スマートフォンの普及を高めたのではないかと考え、iモードや着うたの時にはその考えを持っている人が少なかったのではないかと考えた。②については、まだスマートフォンが普及していない頃のCMといったら車や化粧品、食品が中心であった。それは現在も広告の中心となっているのだが、現在のCMはそこに携帯会社やスマートフォン端末やアプリケーションの広告が増えているのである。2018年12月のCM好感度ランキングを見ると面白いことに好感度TOP3のCMはなんと全て携帯会社のCMとなっているのである。このことから昔は携帯について人々の関心はあまりなく、そしてその結果、モバイル系のCMも少ない傾向であったというのが自分の推測である。インターネットサービスに関わる職種と役割については、企業は消費者に向けてサービスを提供していると思っていると思っていたがBtoBのようなビジネスもあることを知り、インターネットにはまだまだ新しい可能性があることを知った。
~Day2~
年末の最後の授業となったDay2ではインターネットのサービスモデルについて・未来についてについて勉強した。インターネットのサービスモデルについては、今までの無料アプリはどうやってマネタイズを得ているのか知らなかったが、今回の授業でインターネットのサービスモデルについて学ぶことが出来た。そこで、また1つ気になるところがあった。それは、CtoCマッチングサービスの提供するルールである。2018年12月10日にチケット不正転売規制法が成立した。有名アーティストのチケット転売について悪質な者を取り締まるこの法律は、CtoCマッチングサービスについて初めて身近な問題に規制したのである。このことから、CtoCマッチングサービスは1社が残る寡占モデルになるという特徴もあるが、消費者が正確な情報などから安全性を確かめる必要性がある。しかし、いくら消費者が安全かどうかの情報を確かめようとしても、限度というものがある。そこで、CtoCのサービスには、きちんとしたルールを作る必要があり、1社になるために重要なポイントだと私は考えた。また、メディア/ニュースサイト系のサービスモデルが将来、重要なメディアになると私は考えた。それは、私たちがインターネット上でもニュースを得られるようになった今、“情報提供先を選ぶ”という時代になると考える。政治・経済・エンタメ・スポーツなど自分の好きな情報のみを特化することによって、余計な記事を目にする必要がなくなり、快適になるのではと考えている(それが良いのかどうかは別として)。未来についての授業ではこれからのデバイスの環境やサービス、日本で起こりうる可能性のあることについて学んだ。それは、今までのデバイスは生活の補助段階すぎなかったがこれからは私たちの生活の一部として組み込まれると考えている。また、人口減少が進行している日本で全く関係のない産業においてもインターネットが参入することで救世主になるのではと考えている(養殖漁業の管理など)。
~この講義を学んでのまとめ~
私は大学卒業後、公務の仕事に就きたいと考えている。だからこそ、今回の授業は将来やりたいことと離れてしまうのではないかと思っていた。しかし、インターネットが社会で流行している今、社会と密接している職業だからこそ必要な知識なのではないかと考え、一生懸命取り組んだ。「あんなサービスがあったらいいな」や「これは直したほうがいいのではないか」などを想像しながら授業を受け、非常に楽しみながら授業に取り組むことが出来た。「流行に乗る」ということではなく、「流行を予測する」ということを、今回の授業だけではなく、自分の専門の学科の授業でも取り組んでいきたい。
大変、勉強になりました。ありがとうございました。
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