2018年12月 31日 x インターネット
今回の講義を受け
Day1では、これまでのインターネットの経歴、変遷(past)
Day2では、現在のインターネット業界(now)、これからのインターネット(future)
について学ぶことができました。
実際に近年の身の回りのデジタルサービス、デバイスの進展具合から
身の回りのデジタル化…IoT化の加速、実現はもはやゆるぎない近未来といえるでしょう。
デジタル技術により距離、時間、人の物理的間隔は無くなり
それまでの問題、不便さが解消されることは大きな利益をもたらします。
しかし、それらは「人間がよりデジタルへ依存する」と考えることもできます。
実際に、今年9月頃に起こった、北海道胆振東部地震(北海道地震)では
北海道全域への電力供給が停止しブラックアウトしました。
それに伴い、デジタル関連機器の操作不能に陥り
オール電化をしていた家庭においては生活活動でも多大な被害が出ました。
ことに、日本国土においては地理上、地震災害に見舞われることが多く
デジタルの機能不全が十分に起こりえる環境であるといえるでしょう。
よって、日常をより充実させるデジタル技術の進歩は喜ばしいものであり
身の回りがより利便性が高められた環境へと移り変わることは良いものだと言えますが、
それらが使えなくなってしまった不測の有事の際にも、対応できる能力を備えておくべきです。
今後、どんなにデジタル、デバイスが発展しようとも
それらは人間のための道具であること、また人間自身は使い手であることを自覚し
利便性だけを見て便利な道具に依存するだけではなく、その道具の持つ危険性や脆弱性についても把握しておく
ことが大切だといえます。
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