2000年12月 14日 x J-rock

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サニーデイ・サービス


サニーデイ・サービスのドラマーの丸山さんが亡くなったらしい。

https://natalie.mu/music/news/291257

まだ47歳だとか。訃報があったためかサニーデイ・サービスのことをふと思い出したので書いてみたい。

20年くらい前、自分もバンドをやっていた頃、自分たちの音楽性とは違うけれどサニーデイ・サービスはリスペクトしているバンドだった。活動の仕方とかもそうだし、彼らが作る音楽も自分にはできないストレートな表現で若者のリアルな生活を切り抜いているようなところがあって、すごいいいバンドだなあと思っていた。

当時の下北沢とかでバンドをやっていた連中のうちの多くに、サニーデイ・サービスは大きな影響を与えていたのではないだろうか。フォークロックと言われるジャンルの人たちはほとんどがそうだったと思う。自分たちはちょっと毛色の違う音楽をやっていたが、そういう自分たちが身を置くアマチュアバンドのシーンの文脈にそうためにどうやってサニーデイっぽさと付き合っていこうかを結構真剣に考えていたように思う。今思うとだけれどある意味影響を受けているわけである。

自分たちとそんなに年齢も違わない人たちが、同じ東京でかっこいい活動をしていることが羨ましくもあった。

大ヒットするわけではないが良い形での活動を続けていた最中の2000年末(関連日付にしてる2000/12/14はwikiによると解散した日)、急遽解散を発表する。あまりに急すぎてあっけにとられたのを覚えている。90年代ってなんだかんだ言ってバンドって言えばサニーデイだったなあ、なんてことを思ったのも覚えている。

 

今後もバンドは続いていくのだと思う。2008年に再結成してからは1回ライブに行ったけど、新しい音源は聴いていない。今回の件があっても多分聞かないと思うけど、とりあえず久々に当時、何回となく聴いた古い音源は聴いてみよう。





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