2025年6月 14日 × 東京都世田谷区 × イベント登壇

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母校の同窓会での講演


昨日は母校の高校同窓会に依頼していただいた記念講演の本番で三茶へ。

 

『雑誌・パソコン・ガラケー・スマホ・AIと変化した半世紀(’75~’25)の情報伝達/これからどうなる?』というテーマで50分ほとお話しさせていただきました。

プレゼンをさせてもらう機会はたまにあって、あまり緊張はしない方なのですが、60代後半から80代の大大大先輩方の前でわかりやすくお話しするのはプレッシャー。わかりやすく話せるかなとか。

 

写真は当日のスライドの一枚。常々思ってることですが、ちょうど僕らくらいの世代は携帯普及以前に学校を卒業してるので、メールやLINEで「緩やかにつながる」ってことができなかった世代かなと思います。卒業するときにあれば、みんなメアドやLINEを交換して緩やかに繋がれてましたよね。住所録に家電の番号や住所はありますが、家電に電話するのってなんか勇気いるし、手紙なんてましてあまり書かないし。

 

ちなみに昔のラブコメ漫画にあった待ち合わせのすれ違いみたいなシチュエーションも、携帯の登場で使えなくなった表現です。切なくて好きなんですけど、新作では使われません。古い漫画を若い人が読んだら、遅れるならなんでLINEしないの?みたいに感じるのでしょう。「その頃はさ、携帯もLINEもなかったんだよ」みたいな話しないとならないですよね。戦前の状況がわからないから前提から教えてもらってた時のおばあちゃん側になるわけです。

 

講演の方は、聞き手の先輩方はとても暖かく、思ってたより興味持っていただけたのか懇親会では僕の話の内容を掘り下げて色々と質問してくださったり、歴史をなぞるスタイルの講演だったので当時のご自身のお話をしてくださったりしました。

 

自分が1番年下というシチュエーションは新卒入社の時か、小学校入った時くらいの感覚なので、とても新鮮。かつこういうのも最後かもなんて考えて噛み締めつつ楽しみました。

 

まだまだ体験したことがないものはあるものですね。





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