政治
11月の頭にこういうニュースがあった。
サウジ、実業家の王子ら17人逮捕 汚職撲滅掲げ一斉摘発
https://www.google.co.jp/amp/s/www.cnn.co.jp/amp/article/35109882.html
有名な中東の大国でニュースでよく名前を聞く国だけどあまり詳しくないので、調べてみた。
サウジアラビアは国王一族が支配をしている君主制国家であるらしい。
ゆえに身内を摘発するこの動きは現在のムハンマド皇太子による一族内の支配権固めともみれる。
王様になるのってやっぱり大変なのだろう。
その皇太子とソフトバンクと共同で10兆円規模のファンドを作るという話が昨年末にも出ている。
ソフトバンクビジョンファンド
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sb/2016/20161014_01/
現在ある潤沢な資金を運用に回し、石油に代わる収益源を確保するためのアクションだろう。
ファンド
背景の一つであろうものとして、アメリカがイランと和解というニュースが一昨年でた。
つまりアメリカが中東への関与を薄くしていくことを意味している。
首を突っ込まなくなるであろう理由は対中国を考えて対立している国との関係を良好にする様に持っていくという面と、もう一つはやはり石油なのだと思う。バイオエタノールなど石油に代替する燃料の確保に目処が立ったからというのが大きな要因ではないかと思う。
化石燃料である石油は限りがある資源であるし、ここ何年か価格も安定していない。国家経営として、先への投資を加速するのは当然の流れだといえる。
こういった流れも、石油の価値が変わる次の50年から100年に向けた変化の一つなのだろう。
ちなみに、中東に関係する各国の関係は複雑で奥が深い。こちらも勉強してみたい。
イランとアメリカの仲が悪い理由の分かりやすいまとめ - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2139277817049843901
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