「AGA」という言葉を聞いたことはありますか?
最近、街中で「AGAクリニック」「AGA治療」という看板を目にすることも増えたと思います。
実はAGAとは、「男性型脱毛症」のことで、治療すれば治すこともできるんです!
筆者はAGA治療を取り扱うクリニックに勤務していたことがあるので、その経験を踏まえてAGAについてお伝えしたいと思います✨
「AGA」とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」を意味します。
男性美容がブームになっている昨今、今まで知名度の低かった薄毛治療も積極的に行われるようになりました。
AGAに悩む男性は多く、実に日本人男性の3人に1人はAGAを発症していると言われています。
3人に1人ということは、かなりの確率で薄毛になるといえますね。
AGAがなぜ起こるかというと、実は「男性ホルモン」が関係しています。
男性の体内には男性ホルモン(テストステロン)が多く存在していますが、これが酵素と結合し、「DHT(ジヒドロテストステロン)」という強力な男性ホルモンを発生させます。
このDHTは、髪の生え変わるサイクル「毛周期」のうち、髪が成長する期間である「成長期」を短くしてしまう作用を持ちます。
一般的な髪の毛の成長期は4〜6年と言われていますが、AGAを発症した場合の成長期は数ヶ月、長くても1年程度と、非常に短くなってしまいます。
一生で生えてくる髪の本数はある程度決まっているので、毛が抜けるスピードが速いと、それだけ薄毛が進行するスピードも速くなってしまいます。
AGAは、きちんと治療をすれば改善することができます。
シャンプーをしっかり行う、頭皮のマッサージをする、といったことも大事ではありますが、動画内で先生が仰っている通り、それでは根本的な解決にはなりません。
まずは「薄毛=クリニックで治療するもの」という認識を持つのが大切です。
では、クリニックではどんな治療を行うのか説明します。
AGA治療では、内服をメインに行います。
AGA治療の代表的な薬は「フィナステリド」と「ミノキシジル」の2種類です。
フィナステリドは、テストステロンがDHTになるのを阻害する効果を持っており、抜け毛を防ぎ、これ以上薄毛を進行させないようにする薬です。
フィナステリドはAGA治療で最も大切な薬で、これを飲まずにAGAを改善することはできません。
一方でミノキシジルは、頭皮の血流を促進し、発毛を促進する効果があります。
フィナステリドだけでは毛は増えないので、今の状態よりも毛を増やしたい方はミノキシジルを服用する必要があります。
ミノキシジルは外用薬も販売されており、内服と外用をセットで行う場合もあります。
クリニックでは、症状の進行に合わせて医師が適切な薬をチョイスするので、どんな治療をするかは人によって異なります。
進行度によっては「メソセラピー」と呼ばれる、薬剤成分を注射器などで頭皮に注入する施術が必要な場合もあります。
こちらはAGAの進行度合いを表す図です。
AGAには分類があり、進行度合いによって治療方法が異なります。
Ⅰ、Ⅱくらいはあまりわからないかもしれませんが、Ⅲになってくると、額の部分がかなり後退しているのがわかりますね。
Ⅳ以降は後頭部の薄毛も目立ちます。
一般的に、内服のみで対処できるのはⅡまでで、Ⅲ以降は内服にプラスして外用薬の使用も欠かせません。
Ⅳまではメソセラピーが効果的ですが、Ⅴ以降になってしまうと、メソセラピーを何クールか行ってやっと毛が増えるかどうか・・・という場合が多いです。
かなりAGAが進行してしまった方には、最後の手段として植毛手術をオススメするケースもあります。
AGAは治療を開始するタイミングがとても大切です。
クリニックに勤務していた頃、来院されたお客様に「クリニックに来院したきっかけ」を伺っていたのですが、多くの方は「枕に髪の毛がついていて・・・」「家族に薄毛を指摘されて・・・」とおっしゃっていました。
しかし、そういった方はかなり薄毛が進行してしまっており、上の図ではⅢ以上に該当する方がほとんどでした。
他人から指摘されるレベルの薄毛になってくると、ほぼ全員が内服だけでは解決できず、外用やレーザー治療が必要な状態で、AGAの進行は深刻であると言えます。
AGA治療を始めるタイミングは早ければ早いほど良いので、定期的に髪の状態をチェックして、少しでも気になる点があれば早めにクリニックを受診しましょう。
✅セルフチェックリスト
以下で一つでも当てはまるものがあれば、AGAクリニックの受診を考えてみてください。
・ハリやコシがなくなってきた
・細い毛が増えた
・抜け毛が増えた
・額が広くなった
・頭頂部が薄くなってきた
・家族や親戚に薄毛の人がいる
完全に髪がなくなってしまったらもう生やすことはできませんが、早くに治療を開始すれば、ある程度毛量を回復させることができます。
まだ薄毛に悩んでいない方も、定期的にチェックを行ってみてください!
ここまで、AGAの基本知識についてご紹介してきました。
「治療を始めてみたい!」と思った方向けに、最後にAGA治療のオススメクリニックをご紹介します。
クリニックは、
の3つを基準にして選んでみました。
まず、「通いやすさ」について。
AGA治療では、毎月もしくは数ヶ月に一回、薬の処方や定期的な診察でクリニックに行く必要があります。
その際、クリニックが通いづらい場所にあったり、予約が取りづらかったりすると、通えなくなってしまいますよね。
AGAクリニックを決める際は、通いやすさが重要なポイントになります。
次に、「続けやすさ」について。
AGA治療を一度始めたら、薄毛を諦めるまでは中断せず続ける必要があります。(※病気などやむを得ない事由は除く)
治療をして毛が生えたからといって内服をやめてしまうと、治療を始める前の状態に戻り、生えた毛はごっそりなくなってしまいます。
一度治療を始めたら簡単に止めることができないのがAGA治療なのです。
そのため、続けやすい価格設定かどうかは重要な基準の一つです。
そして、「治療内容の豊富さ」について。
勇気をだしてクリニックに行っても、治療内容が限られていて、「うちではその治療はできません」と言われたら嫌な気持ちになりますよね。
また、治療開始後、思うように毛が増えなかったり、自分が求める量まで復活しない可能性もあります。その時に、別の薬や治療を選べるかどうかも重要なポイントになります。
以上の3つのポイントから選んだオススメクリニックはこちら!
AGAスキンクリニックはAGA業界の最大手で、北海道から沖縄まで全国に60院以上を展開しています。
地方在住の方でも通いやすく、クリニック数も多いので予約が取りにくいということも起こりにくいでしょう。
フィナステリドの処方は、初診3,700円、2回目以降6,200円で、続けやすい料金設定です。
また、内服以外にもメソセラピーや植毛、ヘアタトゥーといったさまざまな治療を扱っており、AGAが進行してしまっている方でも安心して通うことができます。
AGAスキンクリニックでは、2019年時点で100万人以上の患者を治療しており、ノウハウやスキルは間違いなく日本一でしょう。
美容業界最大手の湘南美容クリニック。
整形や脱毛のイメージが強いかもしれませんが、AGAクリニックとしても人気です。
AGA治療を行っている院は97院あり、そのうち8院はAGA専門院です。
美容整形や脱毛の患者が多く、待合に女性客が多いのが難点ですが、カウンセリングや治療は個室で行われるので安心して通うことができます。
フィナステリドは初回1,800円、2回目以降3,000円と他のクリニックと比較しても破格の料金設定で、財布への負担が少なくて済みます。
メソセラピーや植毛手術も取り扱っており、内服薬の種類も豊富です。
なるべく安い料金で治療を受けたい方にオススメのクリニックです。
東京青山クリニックは、東北〜四国まで全国に11院を展開する美容クリニックです。
美容クリニックとは言っても実際はAGA治療がメインで、いまジワジワと人気を伸ばしているクリニックです。
内服・外用薬の処方だけでなく、食事や生活習慣の指導、メンタル面のケアまで行ってくれるという面倒見の良さが魅力です。
フィナステリドは初回4,950円、2回目以降6,600円と、AGAスキンクリニックと同じくらいの料金で、続けやすい料金設定です。
そして、しっかりと効果を実感したい方向けには「オーダーメイドAGA処方薬」というメニューがあります。
この処方薬にはフィナステリド・ミノキシジルだけでなく、髪に栄養を与えるビタミン・亜鉛なども含まれており、一人ひとりに合わせた配合率で調合しているそうです。
なお、植毛は行っていませんが、メソセラピーは取り扱っています。
内服薬メインで治したい方、しっかりと発毛効果を実感したい方にオススメのクリニックです。
以上がAGA治療のオススメクリニックです✨
AGAは、ひとりひとり症状が違うように、治療の内容やクリニックとの相性も異なります。
たくさんのAGAクリニックがあり、情報が多く混乱してしまうこともあるかもしれませんが、この記事を参考にしていただけると嬉しいです💪
今回は、なかなか人に聞けない「AGA」についてご紹介しました✨
近年は男性美容ブームが到来し、今まで以上に見た目に気をつかう必要が出てきましたよね。
薄毛に悩む方は多いですが、特に何も対処しないという人がまだまだ多いです。
「薄毛=クリニックで治療するもの」という合言葉だけでも覚えていただいて、この記事がコンプレックスを解消するきっかけになれば幸いです✨
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