最近、某有名投資会社の出金制限が話題になり、実はポンジスキームだったのではないかと騒がれています。
最恐の投資詐欺と言われているポンジスキーム。
あなたは投資詐欺に遭わないと断言できますか?
正しい知識をつけて、自分のお金は自分で守りましょう!
ポンジスキームとは、伝説の詐欺師チャールズ・ポンジが行っていた投資詐欺です。
「出資金詐欺」とも呼ばれ、「出資したら毎月○円還元できる」「資産運用で出た利益を出資者に還元する」などと嘘をつき出資金を集めますが、実際は投資や資産運用などは行いません。
その後、出資金として集まったお金を資産運用の利益に見せかけて「配当金」と偽り還元することで、あたかも投資で利益が出ていると思い込ませます。
最初のうちは出資者が増え続けることで体裁を保てますが、最終的には配当金が用意できなくなり破綻します。
中身はただの自転車操業ですが、最初のうちはちゃんとお金が還元され、実態が見えづらいことから「最恐の投資詐欺」として恐れられています。
このポンジスキームを使った詐欺事件は日本でも多発しています。
1990年代の「オレンジ共済組合事件」は、被害額が大きく、首謀者が現職の国会議員だったことで大きな注目を浴びました。
出資金として集めたお金の多くは、行きつけのスナックやクラブでの飲食費、選挙活動資金や家族の生活費などに流用されてしまったそうです。
国会議員という肩書きに、多くの人が騙されてしまったのでしょうね。
また、最近ではクエストキャピタルマネージメントという会社による「日経225先物詐欺事件」という詐欺事件も起きています。
被害者の中には、GACKTさん、布袋寅泰さんなどの有名人から、大手寿司チェーンなどの企業も含まれていると言われており、被害額は合計で100億円以上にのぼります。
首謀者はフェラーリやマイバッハといった高級車を乗り回し自慢することで、あたかも資産運用がうまくいっているように見せていたそうです。
有名で典型的な詐欺行為なのに、ポンジスキームによる被害は跡を絶ちません。
詐欺に遭う人の多くは、首謀者や営業マンのセールストークを鵜呑みにしてしまい、よく調べずにお金を渡してしまいます。
また、こういった詐欺の首謀者の多くは、ブランド品を身につけたりいい車に乗ったりして、「君も我が社に投資すればこうなれるぞ!」と言わんばかりの贅沢を見せつけてきます。
もし、あからさまに贅沢自慢をしてくる人が投資話を持ちかけてきたら、まずは警戒するのが良さそうですね。
そして、投資話の中で「元本補償」という言葉が出たらアウト!
本来、投資はリスクを背負って行うものであり、元本は保証されていません。
また、銀行などの一部の機関を除いては、「元本補償」をうたって出資金を集める行為は違法です。
自分のお金と身を守るために、知識をつけて戦いましょう!
以上、今回は「ポンジスキーム」に関する記事でした。
大切なお金を失わないように気をつけましょうね💪🏻
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