M&Aバンクに元アップルジャパンの社長、原田永幸さんが出演されてました。
原田さんというと
などの社長を歴任されてきた超大物です。経歴だけでびっくりな人ですよね。元々エンジニアなんですね。
動画では島袋さんが軽妙な口調で、今までの原田さんのご経験をインタビューで深掘りをしています。
外資系のグローバル企業での経営経験が豊富な原田さんですが、そのご経験をもとにローカル企業とグローバル企業の経営モデルの違いの分析をお話しされています。とても興味深かったので少し紹介してみたいと思います。
AppleなどGAFA系の企業がやっている、ほぼ全世界共通のモデルで攻めていく戦略です。例えばiPhone/iPadなどは各国向けの商品というのはなく、同じサービスを全世界に提案していくというアプローチです。ライフスタイルを提案するレベルで生活にインパクトを与えられれば受け入れられますが、製品設計、マーケティング、などの難易度は非常に高く、簡単ではなさそうです。これをやってのけているからGAFAはスーパーパワーを手に入れられているわけです。
マクドナルドのようにグローバル企業でも、実店舗運営などが主体でローカルの人材に依存する割合が高いビジネスモデルの会社もあります。そのパターンの場合、戦略はGlobalで考え、オペレーションやピープルマネジメントは現地に即した形で実行するというモデルです。実はマクドナルドなどはメニューもローカルごとに最適化をおこなっています。飲食産業はリピートされるかが大きなポイントですし、食文化などは各国ごとに特性があるのでその辺を考慮されて戦略を練るものなのかもしれません。
国内に最適化したビジネスモデルでまずは国内で成功していくことを目指すモデルです。日本の多くの企業はこの形で成り立っているといえるかもしれません。海外に進出するときはビジネスモデルや経営の考え方を転換しないとならないかもしれません。
「国内でやって成功したから、海外もやってみよう」と考え進出するパターンで、動画では失敗しがちな良くない例として紹介されています。
自分達のアプローチがどれなのかを意識すると整理されて良いのではないでしょうか。きっちり分析して成功確度を高めて行けると良いですよね。
今回は、パン屋さんチェーン株式会社オールハーツ・カンパニーを売却されて、今はシンガポールでビジネスをされている田島慎也社長の紹介ということで、彼が経営している白金台のカフェで撮影されてます。こちらもとてもおしゃれな雰囲気なチョコレートのお店だったので、機会があったら行ってみたいなと思います。
経営モデルのまとめのところがとても印象的だったので、こちらの記事ではその部分を中心に紹介してみました。
他にも
など前後編で盛りだくさんの動画になっています。よかったら見てみてください。
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