2014年ごろから渋谷駅の大改修が始まってもう四年弱が立ち、「作りかけ」な感じにも少し慣れてきた。
改修工事はオリンピックも飛び越えて2027年の完成に向けた大プロジェクトになるが、その前段の大きな変更点に、2013年の東横線と副都心線の相互乗り入れによる、東横線渋谷駅のホーム解体があった。
ツイッターで知り合ったテッペイさんに提供いただいたトップ写真を見て懐かしく思い、存在してた時のことを振り返って見たいと思う。
渋谷駅の東横線のホームは今のヒカリエのちょうど向かい側、山手線のフォームとの間に国道246号をまたぐようにあった。
道玄坂の方から行くと、山手線の中央改札へと向かう階段を登り、改札を超えてまた階段を降りないといけなくて少々不便だったのを覚えている。今もそうだが、渋駅の二階は山手線のホームによって分断されているのが理由である。
東横線の乗り場はその階段を降りたところに入り口があり、改札のところはちょっとした広場になっていて、そこでよく待ち合わせなんかをしたものだった。
その広場を挟んで正面には現ヒカリエが建っている位置に東急文化会館という建物があり、今と同じように二階の高さの連絡橋で繋がれていた。同じようにと書いたが、工事中の今と比べると、連絡橋自体がフラットで見通しがよく気持ちの良いものだった記憶がある(今のヒカリエへの連絡通路はヒカリエに向けて緩やかに登っているのが気になる)。
東横線のホームも並列で列車が3~4本同時に停車できるほどスペースが広く取られていて、二階から渋谷警察や六本木通りを見渡すことができた。外観もアーチ状の格子が印象的な建物だった。
ホームの代官山よりからは渋谷川脇の代官山へと向かう緩やかな右カーブの線路を見通すことができた。晴れた日に今は枯れてる渋谷川をのぞきながら代官山に向かう列車の先頭車両に乗るのが好きだったのを覚えている。この辺りは渋谷代官山Rプロジェクトのして代官山方面に向けた遊歩道と商業施設になるらしいので楽しみにしている。今年の秋開業らしい。
#マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20170330-a416/
子供の頃から渋谷に住んでいて、色々な変化を見てきたが、今回の変化はQフロント、マークシティ、シネ東渋タワーができた時よりまとまってきてるだけにインパクトがある。どんな風になるのか楽しみに待ちたいと思う。
ちなみに上記の建物が建つ前やできた時など、当時の写真を残しておけばよかったなという後悔もあるのだが、当時はスマホとなかなったのでできなかった。これらの建物が建つ以前に何があったかとかも記憶があるうちに書けたらなと思う。お写真お持ちの方がいましたらぜひご協力いただけますと幸いです。
今回ご協力いただきましたテッペイさん、ありがとうございました。テッペイさんは鉄道の絵をお書きになってるそうで、お仕事も募集されてるそうです。作品とプロフィールもお預かりしてますのでご紹介させていただきます。
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