今年の大河ドラマ『西郷どん』が始まりました。一ヶ月分くらい経ったので現時点での感想を書いてみたいと思います。
内容としては明治維新の英傑の一人、西郷どんこと西郷隆盛の一生を描くストーリーです。大河ドラマは大体このパターンなのですがこのパターンの良いところは、人の人生に沿ってその時代のことを描いていくので、歴史で見たときに比較的短い期間のことを具体的に見れるということがあります。
今回は幕末から維新後の西南戦争までとなると思いますが、その時代の出来事を時系列で知るには良いのではないかと思います。特に戦国と幕末は2大人気時代なので、ニーズも高い気がします。
反対に大河ドラマの悪い面、というか仕方がない面としては、主役の目線が正になるストーリー進行という点があると思います。演出上どうしても主役はよく書かれがちなので、戦国とか幕末とかだと、誰を軸にすえるかで諸説ある見方のうちのどれかを選択しないとならないということになります。よくこの点の揚げ足とって、歴史考証がなってない、、みたいな話が出がちですが、それはちょっと心が狭いですよね。確かに子供とか、「歴史には色々な見方がある」という前提がない人にとってはある意味イメージを植え付けることになるので危険かもしれませんが、そういうことがあるというのを踏まえて楽しめるとように教育が進むといいなって思います。
話しがそれました。
で、今回の『西郷どん』です。幕末は好きですが、今まで西郷の目線でのストーリーをちゃんと見たり読んだりしたことがなかったので、それは意外と楽しみだったりしています。今回、西郷からの目線で幕末がどう描かれるのかは非常に楽しみですし、征韓論とか西南戦争もあまりちゃんと経緯を知らなかったりするのでこれを機会に勉強できればと思います。冒頭の西郷の死後、銅像ができたところからはじまるというのも好きなパターンです。『龍馬伝』も確かそうだったと思います。
西郷の描かれ方は、今回は主役なのでもちろん人間味あるいい人です。ちゃんと見てた大河ドラマだと、『龍馬伝』ではどちらかというと味方の西郷を高橋克実さんが演じていました。『新撰組!』では宇梶さんでした(忘れてたのでwiki調べ)。新撰組から見たら最大の敵のはずですが、そこまで悪く描かれていなかったように記憶してます。西郷さんの特性として悪く描かれないというのはあるような気がします。悪く描かれがちな大久保利通とは対照的なのではないかなと思います。
現時点のストーリーは、まだ地元で活動している「青春時代編」みたいな感じなので、淡々と進んでるなという印象です。だいたい大河ドラマには主人公が影響を受けた人物が出てきますが、現時点では渡辺謙演じる島津斉彬がそのポジションになっています。この後、勝海舟と出会ったり龍馬と出会ったりすると思うんですが、その辺りがどのように描かれるのかはとても楽しみです。特に西郷から見た龍馬をどう描くのか、今までにない新しい切り口だといいなと思います。
林真理子氏の原作があるようなので読んだら良いのかもしれないですが、とりあえずドラマファーストでしばらく進めたいと思います。映像の撮り方とかは普通だなという感じなので、離脱しないかはストーリー次第かなと思います。離脱せずに興味が出てきたら色々と西郷隆盛について調べていきたいと思います。
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