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物事と世代


こういう記事が上がってて、なるほどなあと思ったので、物事と世代について書いてみたいと思います。

 

私が『スター・ウォーズ』を好きになれない理由

https://www.gizmodo.jp/2017/12/star-wars-fans-are-why-ive-never-really-been-able-to-love-the-franchise.html

 

 

特にスターウォーズのように長い時間をかけて連作になっている作品だと、自分がメイン触れた作品によって「推し」の作品が決まるという事象が出てきそうです。

 

自分の例でいうとアニメの「ルパン三世」がまさにそうだったように記憶しています。小学校1年生頃にリアルタイムで観ていたのは赤いジャケットのセカンドシリーズでした。その後、再放送で見ていなかったエメラルド色のジャケットのファーストシリーズを見ると、設定の違いや作品の描かれ方のトーンが気になって楽しめなかったのを覚えています。

 

ガンダムなんかもきっとそうで、僕はガンダムが好きで観てましたが、最初のガンダムだけしか観てません。ちょっと前までガンダム好きを自称してましたが、最近はちょっと言いづらくなっています。その後のシリーズはそんなにちゃんと観てないし、最近ではその後のシリーズしか知らないファンなどもいて、ガンダムの話で盛り上がろうとしても噛み合わないことが多くなってきたからです。10年くらい前からがとても顕著なので、世代の問題なのだと思います。それはガンダムという作品が連作を重ねて、変わりながらいき続けた結果なのでファンとしては喜ばしいことなのです。

 

こういうケースの初期のファンとしては気をつけないとならないことってあるんだろうなあと思ったりします。初期から見てる人は「ガンダム語るならファーストガンダム見てこい」みたいに思っちゃうことがあるんじゃないのかなあという点です。一大シリーズになってしまったものについてはどうしてもそういう傾向はあるような気がします。本当に大好きで全シリーズ見て研究してるような人ならともかく、全員が全員そうなるわけはないので、時代ごとに自分が触れた作品を楽しめば良いのに、なぜか芽生える先輩いい式みたいなのは良くないですよね。

 

そういう感情ってこういうシリーズ作品の話に限らず、会社とかサークルで「古参が偉い」みたいな考え方をする人と通じているんじゃないかなあと思ったりもします。まあ、もちろん偉いんですが、それだけだとそんなに偉くもないですよね。

 

まあ会社とかサークルとか居場所系の話を持ち出すとややこしくなるのですが、コンテンツくらいは自由に楽しみたいですね。僕もコンテンツの先輩風吹かせないように気をつけようと思います。



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