僕は2社法人を持っているので、2回設立を経験してきました。その際にやったことを紹介してみたいと思います。
1回目より2回目がスムーズだったので慣れは確実にあるのではないかなと思います。
ちなみに本件の記事では、本来は一番最初にやるべきであろう、
というあたりは含みません(そのうち別記事で書くかもしれません)。
設立の手続きに特化した作業を書いていきたいと思います。
基本無料で使える神サービス、freee会社設立
僕は2回ともfreee会社設立というサービスを利用して設立作業をしました。
アフィリエイト記事ではありませんが、ほんとに便利なサービスです!
法人を設立する際のフレームワークのようなサービスになっていて、こちらに従って作っていくととてもスムーズに作れます。
やることとそれをどのような順番で進めていくべきかをfreee会社設立は示してくれますので、あとは自分で作業をすることができる人でしたら別途行政書士さんに会社設立をお願いすることなく設立までできるはずです。
行政書士さんに頼んでも法務局に登記申請に行くのは自分でやらないとならないと思いますので、全自動になるわけではありませんし、頼むと10万円くらいかかるようなので、自分で動けてコストを節約したい方にはおすすめです。
freee会社設立の中に仕込まれている課金導線
freee会社設立自体は利用料無料で提供されているサービスなのですが、freeeさんもビジネスでやっているのだと思いますので、もちろんいくつかの課金ポイントが設けられています。どれも回避することは可能ですし、中にはどのみち必要な項目もありますので、活用するというのも手だと思います。いずれにせよ会社設立のコンサルを雇うよりも安価に設立できると思います。
使っていくと下記のポイントが登場します。
1. 会計freeeへの登録導線
2. 法人印鑑の販売
3. 行政書士さんの手配
会計ソフトも何かしらは必要となるものだと思いますから、freeeを使うと決めているならば導線に乗っかっても問題ないんじゃないかなと思います。
僕は後でお願いすることになる税理士さんが「freee非対応」とのことだったので弥生会計を別途契約することになり1年目は二重コストになってしまいました。僕が設立作業をしていた2018年ごろは税理士さんでfreee対応できない率は結構高かったですが、今はどうでしょうか?情報がある方お待ちしております。
会社設立作業で悩んだポイント
経験を踏まえると悩んだポイントとしては下記のあたりでした。
悩みポイント1:やることの前後関係が不明瞭な点
その中でも僕は下記の2個がありました。
1.法人口座は会社設立前の資本金の払い込みの時に必要なのか?
設立時に資本金を振り込んだ証明を求められるの少しで迷います。
答え:No
そもそも法人が設立できていないと法人口座は持てませんので、自分のとある口座からとある口座に、資本金額を移動したことがわかればokです。
2.電子決算公告用のURLは設立前に必要なのか
答え:Yes
定款に記載する必要があるので、freee会社設立などを使う場合はその前に用意しておいた方が良いと思います。
とはいえ、設立されていない会社のサイトを作っている方も少ないと思いますので、何らかの形でインターネット経由で閲覧可能なCMSが用意されていればokです。
悩みポイント2:各登場人物の位置付け
各種いろいろな方々が登場人物でいますが、関係性がわからないので不安になります。シンプルには下記のように考えておけば良いと思います。
行政書士
公証役場/公証人
法務局
申請受理後
登記申請が受理されるとその後2週間程度で設立登記が完了して法人番号が発行されます。書類不備が後で見つかると連絡が来るようですが、修正対応すればOK。基本はここまでいっていれば法人が作れないということはあまりなさそうです。
その後、法人口座を作ったり法人名義での活動をすることができるようになります。
まとめ
ざっと法人設立時にやったことをまとめてみました。
手軽に法人を作れる世の中になったなと感じてます。法人を持つことにはいろいろなメリットがありますので皆さんもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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