今週の市場動向と来週の見通し
今週の株式市場は変動が激しく、様々な要因が複雑に絡み合っています。以下に主なポイントをまとめます。
1. 指数の動き
- ダウ:0.6%安
- S&P500:ほぼ横ばい
- ナスダック:約0.3%上昇
- 小型株は大きく下落
2. セクター別の動向
- 好調:素材関連 (+0.9%)、テクノロジー、一般消費財
- 不調:金融 (-1.3%)、工業株
3. 年初来のパフォーマンス
- トップ:エネルギー (+9.4%)、素材 (+9%)、工業株 (+6.7%)
- ワースト:金融、テクノロジー (-1.9%)
4. 今週の出来事
決算発表と市場の反応
これまでの決算発表について、以下の点が注目されます。
- EPS(1株あたり利益)が予想を上回った企業の割合:75%(5年平均78%を下回る)
- 売上高が予想を上回った企業の割合:69%(5年平均70%とほぼ同水準)
- 決算サプライズへの株価反応:ポジティブサプライズ(予想を上回る決算)の株価上昇は5年平均を下回り、ネガティブサプライズ(予想を下回る決算)の株価下落は平均並み
- 現在のS&P500の予想PER:22.1倍(5年平均、10年平均を上回る)
来週の注目イベント
来週は重要なイベントが目白押しです。
- 決算発表ラッシュ:ASML、Microsoft、Tesla、Apple、Visa、Mastercard、Caterpillar、ExxonMobil、Chevronなど
- FOMC(連邦公開市場委員会):利下げ見送りの予想
- 大規模な冬の嵐:1億7000万人以上に影響
個別銘柄の動向
AI関連銘柄やその他の個別銘柄について、注目すべき動きがありました。
- AI関連:メモリー、データストレージ関連銘柄が好調。ソフトウェア株は不調。
- Intel:決算発表で弱い見通しを示し、株価が急落
- NVIDIA:中国によるH200AIチップ発注の準備報道を受け、株価上昇
- AlaskanAir:市場予想を上回る決算を発表し、株価上昇
- Apple:8週連続下落の可能性
- 医療関連:注射器メーカー株が下落
- TikTok:米国事業を巡る問題が決着
その他の情報
今後の市場を左右する可能性のある情報です。
- FRB議長人事が注目:リック・リーダー氏が有力候補として浮上
- 為替介入の観測:円が急上昇
- 日本国債:40年国債利回りが4%を突破
来週はボラティリティが高まる可能性があり、注意が必要です。