2017年9月 20日

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安室奈美恵さんの引退


安室さんが来年での引退を表明してから少し経った。

それほど思い入れて追いかけていたアーティストではないが、どメジャーなのでもちろん曲は知っていて、街を歩いていればその人の曲が否応無しに耳に入ってくるという人の一人だ。もちろん嫌いではない。いて当然の人がいなくなる感覚が強いので雑記を残しておきたい。

世代的に僕は4〜5個上なので、彼女が十代でデビューして今までの流れの全体は細かくではないがみてきたことになる。

①デビュー期
②メジャーになって行く過程
③トップアーティストになった頃
④結婚と出産
⑤離婚
⑥アーティスティックに活動内容が変化していった時期
⑦大物感が出てきた時期
みたいな流れで捉えている。

②③の94-6年の頃がちょうど自分でもすごく邦楽を聞いていた時期だったので、印象に残っている。
楽曲としては『Sweet19blues』と『Don’t wanna cry』の2曲がずば抜けて好きなのだが、それは小室哲哉さんのソングライティング能力のピークじとも被っている結果かもしれない。楽曲の完成度的に抜けていると思う。


②から⑤をとにかく短期間に成し遂げたなという印象が強い。成功をする人というのは一気に色々成し遂げるものなのかもしれないなと、当時を振り返って思ったりもする。

今回の引退という手法を取って芸能界を去ろうとすることについては、色々考えた末なのかなあと思う。緩やかに活動して続けたり、彼女くらいならばまだまだ現役一線でやることもできたはずだ。やめるには何か背景はあるのだと思うが、それはなんだかわかるわけもない。

個人的には芸能界、特にお笑い界や音楽界は大御所がパワフルすぎて未だバリバリに活躍できてるためか、席が空かない問題が出ている気がしているので、こういう綺麗な辞め方は素敵だなあと思う。なかなかできるもんじゃないのでさすがと言っていいのではないだろうか。





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